こんにちは。自由が丘・二子玉川・武蔵小杉エリアで髪質改善に特化している美容室curio(キュリオ)です。
当サロンは世田谷区尾山台(東急大井町線尾山台駅から徒歩30秒)にあります。
初めて縮毛矯正をかけるお客様に、縮毛矯正についてのイメージをお伺いすると
『髪が傷む』
という認識の方が大半のように感じます。
また
・縮毛矯正
・ストレートパーマ
では
ストレートパーマの方が髪に『優しい』というイメージをお持ちの方が多いように思います。
今回はその縮毛矯正とストレートパーマの違いについて分かりやすく書いていきたいと思います
縮毛矯正とストレートパーマの違い
実は、『縮毛矯正』と『ストレートパーマ』の違いは明確には決まっておりません。
ですので肌感覚ではありますが
美容師の間での境目は
施術でアイロンを使いうか使わないか
だと思います
縮毛矯正という言葉が生まれたのがアイロンを使うようになってからで、それ以前はストレートパーマという言葉しか無かったからです
ですので、今回の記事では
・アイロンを使用する=縮毛矯正
・アイロンを使用しない=ストレートパーマ
で
話を進めていきたいと思います
アイロンを使うと何が違うか?
アイロンを使用してできることは
・熱で髪のタンパク質を変性できる
・薬剤の効率を上げることができる
・髪の中の水分を抜くことができる
が
大きな役割です
これらの役割によって、髪の型をしっかりと形成することが可能になります
縮毛矯正とストレートパーマの薬剤は違うのか?
縮毛矯正とストレートパーマの薬剤の成分は一緒です
ですが性質は結構変わってきます
分かりやすく料理で例えると
料亭Aと料亭Bのお味噌汁があったとします
材料としては
・味噌
・出汁
・具材
を使用したとしても
AとBでは全く違う味噌汁ができると思います
それは
・味噌の種類と分量
・出汁の種類と分量
・具材の種類
などが違ってくると味も大きく変わってくるからです
薬剤も使用する成分の種類が一緒でも、配合率が変われば性質も大きく変わってきます
縮毛矯正とストレートパーマではストレートパーマの方が薬剤が強い場合が多くなります
ちなみにウェーブパーマの薬剤も成分は一緒です
縮毛矯正とストレートパーマの髪へのダメージの違いは?
髪へのダメージを考えた時に、ダメージをを与える原因として
・薬剤でのダメージ
・熱でのダメージ
があります
ストレートパーマは、アイロンを使わないので熱でのダメージはゼロ。薬剤でのダメージだけになります
縮毛矯正は、アイロンも使用するの熱のダメージ+薬剤のダメージになります
これだけを見ると縮毛矯正の方が髪に負担がかかる感じがしますよね?
でも実はそうではないのです
縮毛矯正とストレートパーマ、どちらのダメージが大きいか
髪のダメージを考える時に
・薬剤のダメージ
・熱のダメージ
があるといいましたが、それぞれダメージには大きさがあります
薬剤では強い薬剤もあれば弱い薬剤もあります。
アイロンも低い温度と高い温度ではダメージの大きさが違います
そして、ここからが重要で
縮毛矯正の場合は熱の力を使える分、薬剤を弱くする事ができます
ストレートパーマの場合は熱を使えない分、薬剤の強さだけでクセを伸ばさないといけないので薬剤が強くなります
トータルで考えると、ストレートパーマの方が髪にダーメージを与える場合もあります
縮毛矯正とストレートパーマの持続性
縮毛矯正は1度かけた部分は落ちることがないので、2回目からは伸びた部分をリタッチでかけていきます。
何年もかけ続けたとしても、同じ箇所には1回しかかけないので髪の傷みが増えていくことはありません。
ストレートパーマは1度かけた部分は時間とともに落ちてくるので、2回目からも全体をかけることもあります。
回数を重ねるごとに、同じ箇所に何回もかければ髪の傷みは増していく場合が多くなります
縮毛矯正とストレートパーマのクセの収まり方
縮毛矯正は強いクセでも弱いクセでも、クセをしっかり取って綺麗に収めることができます。
ストレートパーマはクセを取りきる事はできないので、クセが少し弱まるイメージです。
まとめ
このように、アイロンを使うからといって縮毛矯正の方が髪が傷むという訳ではないという事が分かったと思います。
実際にアイロンを併用しないストレートパーマの施術は全くといっていいほど無くなりました。
アイロンを併用した方が薬剤をかなり弱められるので、トートルで考えると縮毛矯正の方が傷まないし、メリットが多くなります。
例えば酸性の薬剤は縮毛矯正でしか使用できません。
クセをしっかり取りたくない。むしろクセを少し残したいぐらいであればストレートパーマでもいいかもしれません。
また、ウェーブパーマを落とすのもストレートパーマで大丈夫かと思います。(デジタルパーマを落とすのは縮毛矯正がいいです)
ストレートパーマの方が適している場合は少ないですが、ゼロではないのでこの記事を読んで気になる方は担当美容師さんに相談してみるといいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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