【必見】髪のダメージが気になる方へ。ヘアアイロンの温度設定と正しい使い方

2025年1月11日

こんにちは。自由が丘・二子玉川・武蔵小杉エリアで髪質改善に特化している美容室curio（キュリオ）です。
当サロンは世田谷区尾山台（東急大井町線尾山台駅から徒歩30秒）にあります。

ヘアアイロンは、日々のスタイリングに欠かせないアイテムですが、正しい使い方を知らないと髪に深刻なダメージを与える可能性があります。

本記事では、ヘアアイロンの適切な温度設定、髪が傷む理由、ダメージを防ぐケア方法、そして使用時の注意点について詳しく解説していきたいと思います

1. ヘアアイロンの適切な温度

ヘアアイロンの適正温度は、髪質や目的によって変わりますが
濡れている髪で60度から、乾いている髪では135度から髪のダメージは始まると言われています。

しっかりと乾かした髪にアイロンをしていくのが前提となりますが、以下が一般的な温度のガイドラインです。

細い髪、ダメージヘア：120℃–130℃
- 傷みやすい髪には低温設定が適しています。キューティクルへの負担を最小限に抑えることができます。
普通の髪質：140℃–150℃
- 健康な髪には中温設定がおすすめです。短時間で効果的にスタイリングができます。
  髪
- 髪が硬い場合は少し高めの温度が必要です。ただし、180℃以上の高温を頻繁に使用すると髪が傷む原因になるので注意が必要です。

髪は主にタンパク質（ケラチン）で構成されており、熱によって以下のようなダメージが発生します。

タンパク質の変性
- 高温が続くと髪を構成するケラチンが変性し、弾力性や強度が失われます。
水分の蒸発
- 髪の内部に含まれる水分が蒸発し、乾燥やパサつきの原因になります。特に濡れた髪に直接アイロンを当てると、髪内部の水分が急激に気化し、空洞化（バブル現象）が起こりやすくなります。
キューティクルの損傷
- キューティクルは髪の表面を覆う保護層ですが、高温や摩擦によって剥がれやすくなります。これにより、髪が外部刺激に弱くなり、枝毛や切れ毛が発生します。

髪のダメージを最小限に抑えるためには、適切なケアが重要です。以下の方法を実践しましょう。

ヒートプロテクト剤を使用する
- ヘアアイロンを使用する前に、ヒートプロテクト剤の入ったスプレーやクリームを髪に塗布することで、熱から髪を保護できます。これにより、熱ダメージを30%–50%軽減できます。
濡れた髪には使用しない
- 濡れた髪は熱を受けやすく、損傷が激しくなります。必ずドライヤーで髪を完全に乾かしてからアイロンを使用してください。
低温で短時間の使用を心がける
- 髪質に合った最低限の温度でアイロンを使用し、同じ箇所に長時間当てないように注意しましょう。
保湿ケアを徹底する
- ヘアアイロンを使用した後は、洗い流さないトリートメントやオイルで髪に潤いを与えることが大切です。定期的に深層トリートメントも行い、髪の内部から補修しましょう。

正しい温度とケアに加え、使用時の注意点を守ることでダメージをさらに防ぐことができます。

アイロンの清掃を定期的に行う
- アイロンのプレートに汚れやスタイリング剤が付着していると滑りが悪くなり、髪にダメージを与える原因になります。使用後は湿った布で拭き取る習慣をつけましょう。
1セクションにつき1回のストロークを目安に
- 同じ部分を何度もアイロンするのは避け、必要であれば髪を分けて一度ずつゆっくり通しましょう。
品質の良いアイロンを選ぶ
- 温度調整機能があるアイロンや、コーティングのプレートを使用するとダメージが軽減されます。
冷却を忘れずに
- ヘアアイロンを使用した後、髪を冷ますことで形状が固定されやすくなり、低温でのスタイリングでも効果が得られます。