こんにちは。自由が丘・二子玉川・武蔵小杉エリアで髪質改善に特化している美容室curio（キュリオ）です。
当サロンは世田谷区尾山台（東急大井町線尾山台駅から徒歩30秒）にあります。
今回は縮毛矯正の失敗について書いていきたいと思います。
縮毛矯正の失敗には２つあります
・縮毛矯正のかかりが弱くクセが残った
・縮毛矯正のかかりが強く髪が傷んだ
かかりが弱かった場合に関しては、かけ直しをすれば解決するケースが多く縮毛矯正の失敗としてはそれほど深刻ではないので、今回は除外します。
ですので今回は
・縮毛矯正で髪が傷んでしまった時の対処方法
・失敗をしない為に気をつける事
この２つを書いていきたいと思います。
縮毛矯正の髪の傷みとは
縮毛矯正での髪の傷みは大きく分けて
・ビビり
・根元折れ
の２つがあります
それぞれ対処方法が異なってきますので分けて書いていきたいと思います。
ビビり
髪のビビりとは、髪がチリチリになってしまう状態で、縮毛矯正の失敗の代表的な症状ですが髪の傷みとしては最大級の傷みとなります。
原因としては
・髪質に対して薬剤が強すぎた
・アイロンの温度が高すぎた
・髪に水分を残しすぎてアイロンを入れた
などが挙げられます
ビビり毛の症状としましては、髪が濡れた状態では髪のチリチリはあまり感じれれなく乾かすにつれてチリチリが出てくるのが特徴です
ビビり毛の対処方法
このビビりになってしまった髪は、縮毛矯正の薬剤と熱によって髪の構造が壊れてしまった状態になっています。
お家でのケアでは改善することが難しく、美容室の施術での対応となります
ビビり毛の対処方法としましては
・トリートメントで少しづつ髪の状態を改善していく
・縮毛矯正をかけ直してビビりを抑える
の２つがあります
トリートメントで改善する
ビビり毛はとてもデリケートな状態にありますのでトリートメントで少しづつ改善していく方が安全ですのでオススメです。
ですが、上にも書きましたが縮毛矯正でのビビりは髪の傷みの中でもハイダメージの部類に入りますので通常のトリートメントでは全く効果がありません。
髪の表面のキューティクルが壊れて隙間ができ、髪の中身もほぼ全て外に流れ出てしまった状態になっています。
ビビりに対応できるトリートメントというのは、髪の中身であるタンパク質を十分に補って、それがまた外に出ないように繋ぎ止め、外側のキューティクルも補修する必要があります。
美容室でトリートメントをする場合、ビビりに対応しているかを確認をした方が確実かと思います
縮毛矯正をかけ直す
ビビりがごく軽度の場合は、縮毛矯正をかけ直すという方法もあります。
ビビりの度合いを知る簡易的な方法としては『髪を濡らす』事です。
髪を濡らした時に髪に『コシ』があればまだ軽度な方です。もしクタクタを柔かくなるようでしたら縮毛矯正のかけ直しは辞めてトリートメントでの対処にしておいた方がいと思います。
この縮毛矯正のかけ直しは『力技』でチリチリを抑え込むので、見た目は収まっても髪そのものの傷みが改善された訳ではないので、その点は注意して下さい。
また場合によっては余計にダメージが出てしまうリスクもあります。できるかできないかの判断は上記の髪を濡らす事だけではないので、慎重に判断をしてくれる美容室でお願いすることをお勧め致します。
例えば、電話の問い合わせだけで『出来ます』と即答する美容室は避けておいた方がいいと思います
根元折れ
縮毛矯正の根元折れとは
縮毛矯正をかけた後に、髪が根元から折れてしまった状態です
原因としては
・縮毛矯正の薬剤が根元に付いてしまった
・アイロンの入れ方が適切でなかった
などの理由があげられます
見た目ではっきりと折れているのが分か場合もあれば、見た目では分からないぐらいの折れもあります。
見た目ではわからない時の判別方法としましては
・分け目のあるヘアスタイルの場合で分け目が変えられない
・髪が自然に動かない
などは根元が少し折れてしまっている可能性があります
根元が折れてしまった時の対処方法
この根元が折れてしまった場合に関しても、お家でのヘアケアで改善するのは難しく美容室の施術での対応となります。
施術内容は、根元が折れてしまった場所に縮毛矯正を掛け直していくことになります
直していく時の注意点としては
①1~1.5ヶ月後に直す
根元が折れてしまった直後には直すのが難しく、少し伸びてきたからでないと直せない場合が多いです
②１回目よりも弱い薬で直す
根元折れの修正は、同じ箇所に２回縮毛矯正をかけることになります。１回目と同じ強さの薬剤でやってしまうと髪が傷んでしまうので弱い薬剤でやっていきます
縮毛矯正での根元折れというのは技術力不足で起こってしまうものですので、お直しは別のサロンさんにお願いしたほうが無難かもしれません。
当サロンでは、根元折れには酸性縮毛矯正で対応させていただいております
縮毛矯正を失敗しない為に気をつけること
縮毛矯正での失敗は、美容師側に非があり、お客様は全く悪くありません。
ですが、悪くないといっても失敗されてしまってその後大変になってしまうのはご自身です。
失敗されるリスクを減らす方法はお客様側でも講じられますので、その方法を挙げていきたいと思います
サロン選び
縮毛矯正をする美容室を選ぶときに
全てとは言えないのですが
・価格が安い美容室
・施術時間が早い美容室
この２つは避けてた方がいいと思います
また
価格が安い美容室は施術時間が短く
施術時間が短い美容室は価格が安い
場合が多い気がします
価格を安くする為、施術時間を早くする為に犠牲になるのが『技術の質』です。
ホームカラー
ご自身でヘアカラーをしている場合は要注意です。縮毛矯正をかける技術の難易度がとても高くなります。
縮毛矯正専門店でも対処できない場合もあるのがご自身でヘアカラーをしている場合の縮毛矯正になります。
縮毛矯正で失敗されるリスクを軽減したい場合は美容室でのヘアカラーをお勧め致します。
毛先までかける縮毛矯正
縮毛矯正を定期的にされている方で、縮毛矯正を毛先までかける縮毛矯正をされている場合は美容室を変えることも選択肢にいれてみてください。
縮毛矯正は適切にかけてあげれば落ちることはないので、毎回伸びてきた部分だけをかける施術になります。初回以外の場合で毛先まで縮毛矯正をかけるという行為は、同じ部分に２回以上縮毛矯正をかけるということになるので、髪を傷めるというデメリットしか生まれません。
お客様には、毛先までかけて良いのか悪いのかの判断がつかないのは当然ですので、その点のアドバイスは美容師側の責任です。そこが判断できていない美容師さんに施術をお願いすることが髪がいたんでしまうかもしれないというリスクだと思います
まとめ
縮毛矯正での髪の傷みは通常の髪の傷みと比べても遥かに大きく、髪の扱いやすさも損なってしまう場合が多くなり、ドライヤーだけではまとまらず、アイロンを毎日入れないと髪が収まらない状態になってします。
そして
『毎日のアイロンで髪はさらに傷む ⇄ アイロンを入れないと収まらない』
という
傷みのループから抜け出せなくなってしまいます
このようになってしまった場合は、このループから抜け出すことが必要で、その為の第一歩として
アイロンをいれないでも髪が収まるように美容室での『トリートメント』で髪を修復していくところから始めます
そのトリートメントによって
『毎日のアイロンがなくなる ⇄ 髪の傷んだ部分が少なくなっていく』
という改善に向けたループに乗せることができます
ここまで来たらあとは回復に向かうだけです
また
お家での髪のケアとして１番大切なことは
『シャンプーの後はしっかりと乾かす』
これにつきます
地味で面倒なことかもしれませんが、髪の傷みを防ぐのに最大限に効果の出る方法です
傷みを拡大させないことがお家でのケアの立ち位置です
髪がロングになればなるほど、髪の傷みを無くしていくのに時間はかかりますがあきらめないで下さい
大きな傷みでも髪を綺麗にしていく事は可能ですので、ご相談だけでもお気軽にどうぞ。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
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