東京【髪質改善 美容室】curio(キュリオ)尾山台 

酸性縮毛矯正のデメリットとは? 縮毛矯正との違い。

こんにちは。自由が丘・二子玉川・武蔵小杉エリアで髪質改善に特化している美容室curio(キュリオ)です。
当サロンは世田谷区尾山台(東急大井町線尾山台駅から徒歩30秒)にあります。

ここのところ、酸性縮毛矯正へのお問い合わせがとても増えております。

当サロンでも酸性縮毛矯正を行っておりますが、酸性縮毛矯正でご予約をされる方の半数近くはよく分からずに『なんとなく良さそう』と予約をされていました。

ということで、今回は酸性縮毛矯正をなんとなくやろうかなと思っている皆様に、良いところだけではなくデメリットもしっかり知って頂きたいので、簡単に説明をしていきたいと思います。

それではいきます





目次

酸性縮毛矯正とは?

通常の縮毛矯正はアルカリ性の薬剤を使用しております。


縮毛矯正剤はアルカリ性で働くものが多いので、それを酸性にしてしまうと働かなくなってしまう(クセが伸びない)ので、以前は酸性の縮毛矯正剤はありませんでした。

それが2006年に『スピエラ』という酸性でも働く薬剤が発売されました。

酸性の薬剤は扱いが難しくなかなか普及しなかったのですが、いろいろな処理剤との組みわせや施術方法が確立され、ここ5〜7年ぐらいでようやく普及してきたのが酸性縮毛矯正です

薬剤自体は2006年にはあったのですが、技術が難しく酸性縮毛矯正をできる美容師が少なかったのです





酸性だと何がいいのか?


簡潔に言うと、髪への負担が軽減できます。


アルカリ性の薬剤は髪を柔らかくする作用があります。髪が柔らかくなることで薬剤が効きやすい状態になるからです。
ですが髪が柔らかくなることで、髪の中身(栄養素)が外に流れ出てしまう副作用が起こります。

これが髪のダメージです。

酸性の薬剤は髪を柔らかくしないで薬剤を効かせる特性を持っていますので、髪の中身(栄養素)が流れ出にくくなります。

また、アルカリ性の薬剤は髪の表面のキューティクルを荒らしてしまうのに対して、酸性はキューティクルが荒れないので髪の表面の艶が保たれます







酸性縮毛矯正が適している髪


酸性縮毛矯正は
・ハイダメージ毛(ブリーチ毛)
・エイジング毛
・縮毛矯正のかけ直し
に特に適しています

これらの髪は、もともとが柔らかく(脆く)なっている状態の髪質です。

柔らかくなり過ぎるとかえって髪には負担で、ビビリの危険もでてくるので、本当はそれ以上は柔らかくしたくないのですがアルカリ縮毛矯正では柔らかくなってしまいます。

酸性縮毛矯正は、柔らかくする事なく薬剤を効かせる事ができるので、安心して薬剤を塗ることができます。


また他店で縮毛矯正をかけたが、弱くてクセが残っているのでかけ直して欲しいという依頼の時も、酸性縮毛矯正で行う場合が多いです。

他店での縮毛矯正は、どのような薬剤でどのようにアイロンを入れたのかが不明なため、髪のダメージ度合いが読めないので、この場合も酸性縮毛矯正の方が安心して施術を行えます。






酸性縮毛矯正が適していない髪


・健康な髪
・クセの強い髪
・傷み過ぎている髪
にはあまり向いていません

酸性縮毛矯正は髪に負担が少ないと書きましたが、言い換えれば薬剤が弱いという事になります。

弱い薬剤で、強いクセや健康で丈夫な髪のクセを伸ばすとすると、かえって髪に負担がかかる場合があるからです。

また、ハイダメージ毛には酸性縮毛矯正が向いていると書きましたが限度はあります。あまりにも傷みすぎてる場合は酸性縮毛矯正であっても施術できない髪もあります。






酸性縮毛矯正での髪の傷み①


酸性縮毛矯正の薬剤は弱いと書きましたが、ではなぜ髪が傷んでしまう場合があるのでしょうか?

縮毛矯正はかけ方に強弱を設けています
・クセが強い髪、健康な髪=強くかける
・クセが弱い髪、傷んでいる髪=弱くかける

アルカリ縮毛矯正の場合はその強弱を薬剤で調整します
・クセが強い髪、健康な髪=強くかける=強い薬剤
・クセが弱い髪、傷んでいる髪=弱くかける=弱い薬剤
という具合です




酸性縮毛矯正はというと薬剤は1つしかないので薬剤では調整できません
何で調整するかというとアイロンの入れ方で調整します

詳しくいうと、アイロンを入れると時の水分量です
・クセが強い髪、健康な髪=強くかける=水分を多く残す
・クセが弱い髪、傷んでいる髪=弱くかける=水分をあまり残さない
という具合です







酸性縮毛矯正での髪の傷み②


美容師さんから
「髪をしっかりと乾かしてからアイロンを入れてくださいね』と言われたことのある方も多いと思います。
水分が残っている状態でアイロンを入れると髪が傷むからです。

酸性縮毛矯正では
『健康な髪』『強いクセ』の場合は水分をなるべく残してアイロンを入れないとクセが伸びないので、そのギリギリを攻めることになります

『なるべく』の尺度は数値化ができないので美容師の『経験』に頼ることにもなります

アルカリ縮毛矯正と比べると、かなりシビアな施術と言えます

ここが、酸性縮毛矯正で髪が傷んでしまうリスクです。

髪の傷み具合、クセの強さ、髪の太さ、年齢などから、最適な水分量になるまで乾かしてアイロンを入れます。水分を残し過ぎて入れば髪は傷むし、乾かし過ぎていればクセが伸びません。

髪が傷んでしまったのは、クセを伸ばそうと意識するあまり水分を残し過ぎてアイロンを入れてしまったという事です

※ブリーチ縮毛矯正のアイロン









まとめ


酸性縮毛矯正は、『髪が傷まない』『髪に優しい』とうイメージがあるので、髪の傷みをとても気にされている方には魅力的に思えるメニューだと思います

ですが、トリートメントとは違いますので髪が全く傷まないという物ではないですし、扱い方によってはアルカリ縮毛矯正と同等のダメージがでてしまう事もあります。

アルカリ縮毛矯正と酸性縮毛矯正に優劣はなく、髪質にどちらがより適しているかで決めていくものです。

ご自身の髪にどちらが適しているのかは分からないと思いますので、施術前には1度相談をしてから決めることをおすすめいたします。

当サロンでもご相談を受け付けておりますので、お気軽にご連絡して下さい。

今後の縮毛矯正の参考にしていただけたら幸いです。

最後までお読み頂きましてありがとうございました。








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