こんにちは。自由が丘・二子玉川・武蔵小杉エリアで髪質改善に特化している美容室curio(キュリオ)です。
当サロンは世田谷区尾山台(東急大井町線尾山台駅から徒歩30秒)にあります。
縮毛矯正で髪が硬くなる理由
髪といのは、成分の大部分がタンパク質でできています
そして、タンパク質は熱を加えると硬くなるという性質があります
身近なところで、お肉がステーキでは レア→ミディアム→ウェルダン と火を通す程に硬くなりますし
卵もよく火を通した方が硬く仕上がります
これはタンパク質が熱によって『変性』をしてしまうのが理由です
髪はケラチンタンパク質という丈夫なタンパク質が主でお肉などより耐熱性が高いので1回熱を通す程度ではすぐに硬くなることはないですが、お家で毎日アイロンをされている方は少しづつ硬くなっていきます
縮毛矯正では髪に薬剤が浸透した状態でアイロンを通していくので、適切な範囲内でないと1回の施術でも髪の硬さを感じてしまうほどに髪に負担がかかる事は起こってしまいます
縮毛矯正で髪がペッタとしてしまう理由
縮毛矯正は適正にかけてあげれば、髪がペタッとすることは起こりません。では、なぜそれが起こってしまうかというと、縮毛矯正をかけるアイロンの向きに原因があります
どういう事かといいますと
髪は『つむじ』や『毛流』があるので、髪が生えている向きは一定ではありません
前髪の生え際は特に分かりやすいと思いますが、髪の生えている向きが右や左へといろいろな方向に向いています。これは頭全体でも言えることで
この『髪の生えている向き』に沿って縮毛矯正のアイロンを入れないと髪はペタッとしてしまいます。
分かりやすいイメージでは、頭のてっぺんの髪が前を向いて生えているのに、真上に向かって引っ張ってアイロンを入れると、髪の根元にアイロンの『跡』がついてしまいます。これがてっぺんがペタッとしてしまう原因です。
この『跡』はほんの少しで見ても分からないぐらいですが、それでも根元の立ち上がりを妨げる原因となってしまいます
髪がツンツンになる理由
縮毛矯正をかけると髪が真っすぐなりすぎる・ツンツンしてしまうという事を聞くと思いますが、これにもそうなってしまう理由が2つあります
薬剤が強すぎる
髪の状態
・クセの強さ
・髪の太さ
・髪の傷み具合
によって薬剤の強さを調整しますが、その見極めが甘いと髪は真っすぐなりすぎてしまいます
縮毛矯正の薬剤は適正範囲に幅があり、例えば薬剤の強さが0〜10までの11段階あったとすると
このように2〜8の間はクセが適正に伸びる範囲になります
ですが『7〜8』の薬剤でやってしまうと、『髪に傷みは出てなくクセもしっかりと伸びている』状態ですが
『髪の自然さには少し欠けている』状態になってしまいます
当サロンは3〜4の薬剤を使用して、クセをしっかりと伸ばすので髪は柔らかく仕上がります
アイロンを入れる向き
『髪がペタッとしてしまう理由』でも挙げたアイロンの入れる向きはここでも影響してきます
髪の根元にアイロンの『跡』つくと、髪は自然な柔らかさを失います
そこで簡単な実験をしてみます
髪ではなく『紙』を使った実験です
コピー用紙を、5mm幅で細く切りました
それをゆらゆらを揺らしてみます
当たり前ですが、紙はゆらゆらを揺れます
次は、紙を端から2センチぐらいのところで折って同じようにやってみます。この折ったのがアイロンの跡だと仮定してください
同じように揺らしても、紙があまり揺れていないのが分かると思います。
このように跡がしこりになって、物質は柔ささを失ってしまいます
アイロンの入れる向きは、縮毛矯正にとってこれぐらい重要な事なのです
まとめ
今回挙げた項目は、縮毛矯正の技術の中では基本的な技術です。ですがその基本的な技術も意外と知らない場合がありますので、髪がペタッとしてしまったりツンツンしてしまうという事が今だに無くならないのだと思います
縮毛矯正が上手というのは、難しい髪質に縮毛矯正がかけられるというのもありますが、基本的な技術を身に付けていていかに丁寧にできるかだと思います。
丁寧さには時間も関係してきます
全てではないですが、2時間や2時間半の施術時間で縮毛矯正ができるサロンは要注意です
2時間半で終わらせる為には、薬剤の放置時間を長く取れないので強い薬剤で短時間で置くことになったり、アイロンも細く入れらられないなど、時間のしわ寄せが技術を圧迫したしまう場合が多いからです
逆に
・髪が硬くなる理由
・髪がペタッとなる理由
・髪がツンツンする理由
の原因と対処方法を分かっていれば、そうならないようにすることは可能です
これから縮毛矯正をかけようとお考えになる方も多くなってくると思います
少しでもこれからの縮毛矯正のお役に立てましたら幸いです。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
ご相談だけでもできますのでお気軽にご連絡ください。
LINEからのご予約、ご相談
↓ ↓ ↓
インターネットからのご予約
↓ ↓ ↓
メニューについて詳しくはこちら
↓ ↓ ↓ ↓
コメント