こんにちは。自由が丘・二子玉川・武蔵小杉エリアで髪質改善に特化している美容室curio(キュリオ)です。
当サロンは世田谷区尾山台(東急大井町線尾山台駅から徒歩30秒)にあります。

11月に入り急に寒くなったと同時に湿度も下がってきました。
湿度が下がると髪の広がりは収まって、まとまりやすくはなりますが今度は乾燥が気になる季節となります。
乾燥とともに気になるのが『髪の静電気』です
今回はその静電気対策を分かりやすく解説していきたいと思います。
なぜ静電気はおこるのか?
空気の乾燥
静電気が起こる原因のひとつが、空気の乾燥です。
通常、静電気は発生しても空気中の水分を通じて自然に放電されます。しかし、空気が乾燥していると放電がされにくくなり、電気がたまってしまうのです。
また、湿度は40%を下回ると静電気が発生しやすくなると言われていますので、.空気の乾燥しやすい冬の時期は特に注意が必要です。
一方で、夏の時期は気温や湿度が高く、空気中の水分量が多いため、静電気が発生しにくくなります。
髪の乾燥
髪の乾燥も、静電気が発生する原因のひとつです。
髪が乾燥して水分が少ない状態だと、うまく放電できず静電気が発生しやすくなります。
また、髪は傷んでしまうと水分を保持しにくくなるので乾燥し易くなってしまいます。そのためダメージヘアは静電気が発生しやすくなる傾向にあります。
体の帯電
乾燥時期にドアノブなどの金属をさわる時、バチと静電気が発生することがあると思います。あれは体に帯電があった為に起こる現象です。
体の帯電は髪にも伝わるので、体が帯電してしまうと髪の静電気の原因となります
静電気を抑える対策
部屋の加湿
空気中の湿度が保たれていると、放電が自然と促されて帯電しにくくなります。
空気が乾燥しやすい時期は加湿器などで部屋の加湿を心がけましょう

髪の保湿
髪も水分量が少なくなると帯電しやすくなってします。また、ダメージヘアはもともと髪の水分量が少ないのでよりその傾向が強くなっています。
髪の保湿にはミルクタイプの流さないトリートメントが1番効果的です。
もし時間があるなら
一度軽く濡らしてからミルクタイプの流さないトリートメントをつける
↓
ドライヤーで乾かす
↓
オイルタイプの流さないトリートメントをつける
これで髪の保湿は完璧です
服の素材の組み合わせを考える
身体の帯電を抑えるのに重要なのが服の組み合わせです。
服どうしが擦れて静電気が起こり、それが体を帯電させてしまうからです
服の素材には
・➕(プラス)に帯電しやすい素材
・➖(マイナス)に帯電しやすい素材
・帯電しにくい素材
というのがあります

プラスとプラス、マイナスとマイナスのように、同じ性質の電気を帯電する素材ならこすれあっても静電気は発生しにくくなります。また、もともと帯電しにくい綿や麻などの素材は、こすれあっても静電気は発生しません。
静電気が発生しやすいコーデ
ポリエステルはマイナスに、ナイロン、ウールはプラスに帯電しやすい性質があります。これらを重ね着すると、静電気が発生しやすくなります。


静電気が発生しにくいコーデ
綿は帯電しにくい素材です。異なる素材同士を重ね着しても、綿を取り入れれば静電気は発生しにくくなります。
また、帯電しやすい素材でも同じ素材同士の組み合わせであれば静電気は発生しにくくなります。


ユニクロのヒートテックと相性のいい素材は?
冬と言えばヒートテックですね。これからの季節のインナーには欠かせないものだと思います。
ではユニクロのヒートテックの素材を見てみましょう。
素材が書いてあるタグには下記のようになっています。
34% レーヨン
33% ポリエステル
28% アクリル
5% ポリウレタン
ヒートテック自体には静電気防止加工が施されているようですので、単体で静電気は起こりにくいようです
これを踏まえると
ヒートテック自体は静電気を発生させる可能性は低いのですが、重ね着する服の素材によっては静電気が発生します。
ですので、ヒートテックを着るとパチパチと静電気が起きると感じている人は、ヒートテックの上に着る服の素材に注意してください。
ヒートテックと相性が悪い(静電気が発生しやすい)素材がウールやナイロンです。逆に静電気が発生しにくい素材がポリアステルやアクリルになります。同じ素材の組み合わせであれば静電気が起きにくいからです。ウールやナイロン素材のものを着るときはヒートテックの上に直接着るのではなく、コットンのシャツやカットソーなどを間に挟むと静電気も抑えられます。
まとめ
静電気を防ぐために、保湿を意識したヘアケアや部屋の加湿、衣類の素材を合わせるなどの工夫がおすすめです。
普段の何気ない行動が静電気を起こしやすくしていることもあるため、一度習慣を見直してみるのも良いかもしれません。
今後の参考にしていただけましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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